(福岡県)旧マンガ倉庫甘木店４(移転しました)

マンガ倉庫甘木店４

まんがそうこあまぎてん

レビュー

　マンガ倉庫甘木店・・・。
マンガ倉庫グループのカギを握る？㈱シーエーエヌ　(2016年　時点)が運営する、福岡県朝倉市の老舗お宝ショップです。

　ちょうど1年前でのチェックの際には、いつもながらの素晴らしいテイストを堪能させて頂きましたが・・・、若干駆け足のチェックになっていまい、後ろ髪引かれる感じとなりました。今回はより一層たっぷり堪能せねば！と思い、遠征２店目として予定。

　これでバッチリ！・・・とは行かず？前回、前々回チェックと同様の時間帯にて、福岡県朝倉市の現地入り。やっぱり長崎県からの車移動は、私 omemoの様なフォリナーには・・・なかなか厳しいモノがありました(大汗)。　大分自動車道　甘木ICを降り
交差点を右折し、トコトコ進んで行く事数分。　特徴ある外観が徐々に姿を表します。

　一番隅に車を停め、まずは1年ぶりの外観、しかとチェックに廻ります。

外観詳細

　極端に変化した部分、これはほぼ見られず。　この角度から見るのが、やっぱり一番特徴を堪能出来るアングル。

　実は最近少なめになりつつある様にも思える？大型立て看板。マンガ倉庫甘木店は、今回も堂々たる設置。グリーン使いが以前のマンガ倉庫グループのメインカラーという事もあって？ちょっとノスタルジック。

　壁面に描かれた、オリジナルキャラのラッコちゃん。　手前の柵もあって・・・なんだかカワイく、水族館っぽくみえたり？。

　少し離れて遠目からも、じっくりチェック。これも特徴のひとつ、右肩上がりの「買」の文字。とにかく迫力満点。

　ちょっと角度を変えてみますと、また違った趣きが。上部看板の突出した大きさを改めて確認。

　この角度から見ますと「買取・換金」のフレーズも確認可能。一目でお宝ショップのソレと分かる力強い表記。

　トイレの位置も、変わらず。周辺駐車具合と産廃コンテナの存在から若干分かりにくい可能性も・・・？。

　この近くには、マンガ倉庫甘木店のスペシャル仕様の？ハイエースも鎮座。まさに徹頭徹尾のマンガ倉庫と言えるもの。

　以前ニコニコ生放送のマンガ倉庫ちゃんねるでネタにされていた噂のイレギュラーカラーのラッコちゃん。現地で見れて良かった！。

　再び正面側に周りこみ、前庭？ならぬ出入り口周囲を入念にチェック。こちらもレアな常設たこ焼き店。　その名も帝王。今回こそ食そう！と息巻いておりましたが・・・。またまた次回の楽しみへ。

　こんな看板も他のマンガ倉庫グループでは・・・ちょっと見られない、ラッコちゃんの立て看板。経年劣化でカワイさより？なにか得も言えぬ、お宝ショップらしい風格すら漂いますね。

　私 omemoの中では、マンガ倉庫グループの重要なアイテムとも位置付けている顔出し看板。ここマンガ倉庫甘木店も、かなりツボなタイプ。

　お店の外側の設置、そしてローアングルさが非常に見やすい店内案内図。凝りに凝って逆に見辛い！分かり辛いお宝ショップって、実は意外に多いんですよね。

　密閉型だった入り口周囲がワイド化。　立ち読み立ち寄り大歓迎！のフレーズを眺めながら、入店を敢行！。

店内詳細

　入店直後、思いっきり違いの分かる様相！。驚きつつ、責任者さまへご挨拶。　変化が盛り沢山！な店内を、とくと拝見します。

　マンガ倉庫甘木店は、老舗ならではのテイストを基本に、随所に明確なテーマを感じさせるお店と言えました。

　カテゴリー配置は、それほど変更されていませんが・・・。コーナー配置の大胆な変更が、以前より遙かに広さを感じさせるものに。

　出入り口スグのレジ＆買取処の位置は、そのまま。シンプルながらインパクト抜群、大きな大きなレジ買取表記が。

　このレジ横には、買取冊子を常設。その名も・・・、お宝鑑定タイムズ！。私 omemoに取りましては、貴重な資料。早速一部頂きました。

　このお宝鑑定タイムズは、マンガ倉庫甘木店オンリーの展開ではなく・・・、マンガ倉庫グループ内のマンガ倉庫大川店、マンガ倉庫八女店、マンガ倉庫箱崎店の４店での展開(2016年02月　時点)。取扱いカテゴリーのアイコン表記も分かり易くてマル。

　ひとつひとつ見て行きます。レジ横下部には、駄菓子コーナー駄菓子屋本舗海獺堂。カラーは大きく打ち出されず、ちょっと意外。改装中だったのかも？。

　レジ＆買取処の向かいはアミューズ。　手前にあった太鼓の達人は、コーナー中程に移動。クレーンゲームの筐体がシブい・・・。

　以前はスポーツ用品との融合性も見られた、古着アパレルコーナー。密林の様な様相が一変。末広がり的なアクセントを感じるものへ。

　タグプレートも、大きめでイエロー。どの角度から見ましても、アイテム名や気になるプライスが、丸わかり。ストレスを感じません。

　見通しがよくなりましたけど・・・気になる商品ボリュームは？・・・と言うと、これはまるで問題なし。

　特に様変わりしたのは、スニーカー、そしてアクセ＆ウォッチ周辺。コーナーの厚みが、ひと目で増している事が分かります。

　黒い什器が、うまく仕切り壁として機能。ガラっと様変わりする事によって、より集中してチェックが出来る環境に。

　奥に進みますと、ファッション小物系、これも元気！。よりシンプルさが増したタグ、やっぱり一番のポイント。

　個性的な什器が乱舞する？スニーカーコーナーを眺めつつ・・・更に進むと、だんだんレディースコーナーに。

　こちらも一際明るく、そしてガーリーに。周囲の装飾もチラシ周辺でお得さを猛アピール中。

　思わず惹かれたのが、このディスプレイ。　大胆に壁高所にバックを配置とは！。私 omemoの好きな！香ばしさ・・・(苦笑)。

　向かい、そして出入り口から続くのがゲーム関連、そしてメディア関連。通路が随分広くなり、非常に快適。　

　らしさを残し、より快適さを追求。出入り口付近から見渡せますゲーム関連は、ランキングを強調。地域最安値も頼もしい！。

　特にチェックに勤しみたいのが、レトロゲーム関連。予想通りの充実ぶり。ガサガサ楽しめます。

　ショーケースも、このアツアツっぷり。ぬくもりを感じさせるウッド調の材質も手伝ってか、レトロゲームの魅力が、より増している様にも？。

　ふと見かけた、買い物カゴ。なんと・・・！マンガ倉庫のロゴではなく、他業種店のロゴが(汗)。もしかして、これも売り物？。

　以前は少し寂しい感じでした釣り具関連は、独立コーナーに変化。楽器コーナーへとスパっとチェック可能に。

　メディア関連、ここも大きく変化。迷路状に近かった導入部が開け、よりコーナーに進み易く。

　細かなアイテムへの扱いも、様変わり。　レコード関連も最大限の利点でもあるジャケットデザイン、これを大きく強調。　

　それに付随して、コンパクトレコードプレーヤーも販売。背中をそっと押してくれますアイテム、こういうのがイイんです。

　古本コミック関連は、今回も明確な主張を感じる造り。　イチオシ作品やジャンル選定に拘りを感じずにはおれません。

　奥に進みますと、そのDEEPな拘りは益々増長の一途？。ありそうでなかった？アクションチョイス、アウトロー作品押し！。なにやら・・・全米が泣きそうです(謎)。

　セットコミックも、この迫力。例えるならば・・・ちょっとした神殿の様にも感じたり？。

　変化の波は、ホビーコーナーにも。まさにガラリと様相がチェンジ。あたりの柔らかさを感じる造りに。

　増強された感をヒシヒシ感じるのは、ショーケース周辺。　各所で強力なアイテムが、ゴロゴロつぶ揃い。

　その中でも相当強めなのが、仮面ライダー関連。メイン通路を跨ぐ形で大幅拡大増強中。

　香ばしいテイストは、ホビーコーナーでも局地的に？しっかり継続。やっぱりこういう光景がありませんとね。いつまでも失わないで欲しいところです。

　ホビーコーナーのみならず、店内のショーケースには、必ずと言ってイイ程設置されていたモノ、それがフォトフレーム。

　それぞれのショーケースに見合った内容のインフォメーションが適度に切り替わる為、自ずと目に留まります。

　ホビーコーナーに続く形のトレカコーナー。こちらはスペース間に余裕が出来ましたが、全体的に大きく変わらず。

　若干の移動を経て、大幅拡張された！一般リサイクルコーナー。のっけから穴場的ムードがムンムン。お酒の扱いも確認。

　前回チェック時に感じた、年配お客層の手に取り辛さ、商品確認し辛さ、これが見事に解消。

　考えられた配置、そして大きくはっきりしたプライスタグ。全ての商品に設置されていました。

　ここにはアダルトコーナーの入り口もあり。なにか周囲との同化っぷりも、ちょっと面白かったり。

　マンガ倉庫甘木店のこれも大きな特徴、と言いますか・・・。もはや私 omemoの中では、名物？とも評するに値するのが、この模造刀＆エアガンコーナー。　今回、更なる進化を遂げ、その名も武器屋に！！。

　特筆すべきは、その上部の装飾。武器屋のネーミングと共に和洋折衷のアイテムが入り乱れて設置。なんでもアリ感がスゴい。

　勇気を出して一歩足進めてみますと、ライトアップされた模造刀が。独特な美しさすら覚えます。

　コーナー通路がイイ感じに狭めな為、正面からの画像撮影が厳しく、別方向より。周囲をちょっと彩る紅葉アイテム、これもイイ。

　お店の奥側より武器屋を見ますと、こんな様相。落ち着いた掛け軸が、ここにひとつ。これがあるだけで、その場のムードがキュっと引き締まっている様に感じました。

　向い側はエアガン＆ミリタリー。打って変わって、こちらはグリーンのライトアップ。模造刀とのコントラストが最高。

　今回も夢の様なひとときを体感完了。メリハリのついたお店造りは、自然に眠っていた情動を突き動かしてくれる様です。

総括

　マンガ倉庫甘木店。思い切った店内の大幅リニューアル、そして想像を遥かに超えた造り込み、これには今回も唸りました。快適ですが没個性傾向のお宝ショップが増えていく中、ゆるぎない強みを持つお店は、本当に貴重この上ありません。次回もたっぷり驚かせて頂きたいところです！。

＊マンガ倉庫甘木店の過去の記事をあわせて読む↓