浦安鑑定団3
うらやすかんていだん
(2016.11/03 更新)。
レビュー
浦安鑑定団・・・。
千葉県浦安市にあります老舗お宝ショップです。 千葉県内で「鑑定団」と名の付くのは千葉鑑定団。千葉鑑定団の場合は「千葉鑑定団+地域名」、これがデフォルト。 そんな千葉県内の鑑定団と名の付くお店で唯一の「地域名+鑑定団」。 ここもレアな存在とも言えます。
久しくチェックに行けていない・・・。そう感じました私 omemoの記憶を辿りますと、前回チェックが2008年でした(大汗)。 およそ8年ぶりともなります今回、外観は?店内は??といろいろ変化が気になりつつ、現地へ。
今回のチェックのアシは、車・・・ではなく、珍しく?電車。 都内より東西線に乗り、浦安駅にて下車。1Kmほど離れたお店へ・・・レッツウォーキング!?。
当日は秋晴れ。うってつけの遠征日和。暫く歩いて行きますと、見えてきたのが浦安鑑定団のお馴染みの外観!。
外観詳細
道路の反対側より徐々に近付いて行きます。独特な建物の形状。まさにノコギリ状とも?。
面している道路はなかなかの交通量。 慎重に横断し、お店の近くへ。
駐車場は隣接するパチンコ店のウエスタン 浦安やなぎ通り店と一部共用。お店正面左手、 第5駐車場になります。
おおよそ30台程駐車が可能。パチンコ店への通路部周辺は狭め。充分にご注意を。
お店階下部には トイレが存在。店内からの使用は出来ない模様。
パチンコ店側より真横からお店を臨みます。エッジ過ぎる形状、風格ある屋根の錆び、買います看板周りのさっぱりしたレトロ感。
いよいよお店の正面側へ。 浦安鑑定団最大の特徴、 名探偵キャラと周りを緩やかに固めるアイテムのデザイン。実に味わい深い・・・。
ナナメ側から見ても、このシブさ。 建物の形状とレトロな装飾が織りなす、得も言えないハーモニー、それがココに。
若干強化アイテムの看板は追加されましたが、全体の印象を損ねない程度。外観変化はほぼナシ!。まずは、ひと安心。
出入り口周辺はこんな感じ。半屋外、そしてこれまたレトロなクレーンゲームが鎮座。ありそうでない光景。
出入り口前右手側。小規模ながら特価品コーナーも展開。 古着やメディア系アイテムがほんのり。
イイ感じに香ばしく、懐かしさや親しみやすさが凝縮された様な出入り口様相。チラり見えてくる店内にドキドキしながら歩を進めてみる事に。
1F店内詳細
出入り口を通過した瞬間より・・・、まさに襲いかかる?膨大なホビー系アイテム。いにしえのお宝ショップの色気、これがムンムン。
右手のカウンターにてスタッフさまにお声掛け。 責任者さまへご挨拶。現地アポでしたが、OKを頂き、早速魅惑の店内へ!。
浦安鑑定団は、ブレる事のまるでない古き良きお宝ショップテイスト、そして息吹を感じる各所造りが大きな見所の店内でした。
数年ぶりでしたが、売り場の基本構成、これは変わらず。1Fの階段左上に黒板を思わせる?看板に詳細表記アリ。
1Fは出入り口側よりアミューズ、1Fレジ、ホビー、トレカ、駄菓子、 古本コミック。 ここよりチェックを進めていきます。
半テラス部から続くアミューズ。 ここもクレーンゲーム、とりわけレトロ筐体モノが点在。得も言えぬ?重厚なオーラ満点。
ちょっと狭めなコーナー角部。昨今ではなかなか味わえない貴重さ。存分に堪能しませんと。
この裏手からは香ばしさが心地よい?ホビーコーナーに。ここでは地域ならではの強めなアイテム、これもしっかり存在。
やはりその地名すら全国区!とも言えます事。それもありますし、某有名テーマパークグッズは強め。 ショーケース内にも ビッチリディスプレイ中。
天井は高めですが、自然採光と照明の織りなす不思議なほの暗さ。これもあり、マニア垂涎のムードが形成されています。
凝縮感も、この凄まじさ。 この密林感!。どんどん分け入ってかき分けたくなりますね。
お店の外観の形状からお分かりの通り?、店内各所の形状も面白さのひとつ。 奥にかけて、少しづつ低めに、そして階段状に。
大きな自己主張はされていませんが、 面白い仕掛けもチラホラ。 私 omemoがササったのが、この「ごっちゃ袋」。
装飾は控えめ。しかし、適度な設置は浦安鑑定団のムードアップの絶妙なスパイスに。 こういったシンプルさが光るアーチくらいが、むしろ、ちょうどイイ・・・。
駄菓子コーナーはメインレジ部付近のコーナー角部に。 お宝探し最中の緊張感を少し和らげてくれます、小さな癒しスポットとも。
1Fメインレジ部。ここも隙あらば!とも思えるべき、思わず簡単を禁じ得ないビッシリ具合。 これですよ、コレ。
ホビーコーナーから数段下がった先、奥へと広がるのが古本コミックコーナー。 その境目にソソり建つ圧巻のセットコミック群。
もともと何を目指して造られた事やら・・・と、考えてしまう程の各所の特異さ。その奥には以前は乗降可能でしたサブ階段も。
静かに奥へ奥へ・・・。夥しいジャンルの古本コミック什器群がズラリ立ち並んでお待ちかね。
什器周囲は狭めな為、座り読みや寄りかかりは各所厳禁かと。荷物周りや周囲往来に気を付けつつ、楽しみたいところ。
お店のキャパから考えますと、ほぼ1Fの半分を占めていますので、ボリュームは多め。なかなかの探し応え。
このお隣・・・。階段部とちょうど挟み込まれる形の1F、そして階段周囲に展開するのが、トレカコーナー。
1F部は白地の ショーケース、階段部は吊り仕様がメイン。 この狭さが・・・、またタマりません。
2Fに進むべく、階段周囲へ・・・。木枠の2つの時計。時間の感覚が・・・知らず知らずのウチ、歪んでくるかの様な?。
階段部も期待通り?この装飾具合。ここは吊り配置のトレカの独断場。
階段直置き!という、さりげなくもロックなトレカファイルを発見。 またこれが・・・場のセンスに良く合う!。
2F店内詳細
2Fへ上り終えたところから1Fを見ますと、こんな眺めが・・・。 実に硬派な光景とも。
お次は2Fのチェック。2Fはゲーム、メディア、アダルト、古着、工具、その他もろもろ・・・・。なかなか盛り沢山。
什器は比較的整然とほぼ川の字配置。ゲーム・メディアコーナーともはっきりと区別はされず、同化しているとも。
こちらもイイ感じにコーナー周囲は狭め。そんなワケで?真正面からスバリの撮影は・・・ムリ。 静かながら実はアツい!レトロソフトコーナーも存在。
色鮮やかさがほのかに賑わいをみせている・・・?ファミコンソフトの往年の名作群。探しやすさはともかく、目を引きますね。
コーナー最奥部にもきっちり展開。 こう・・・ナニかある感というのか?期待感がハンパありません。しっかりチェックしたいところ。
メディアコーナーも導入部はランキング形式を採用。 無骨かつシプルな造りが、またイイ感じに。
その奥にはモチロン?かかるのはお約束のアダルトコーナーの暖簾。 ここも妙に溶け込んでいて、スムーズに前へ・・・?。
階段周辺。2Fは半分吹き抜けになっておいる関係上、キャパは1Fの半分程。 すぐさま古着コーナーが始まります。
こちらの密集感、やっぱり期待通り(苦笑)。 ズラリ並んだ各種アイテム。意外に?チェックはし易かったり・・・。
床の方までぐいぐい展開。 スニーカーコーナー。 この周辺が最もスリリング。気を付けつつ?という感じ。奥のサブ階段は閉鎖中で少し残念・・・。
コンパクトながらも小物系ショーケースも。 周辺のゴッタ煮感が、とにかく素晴らしい。
先へ進んだ先には 独立レジが存在。 買取もこちらでOK。多くのスタッフさまが作業されていましたので、このアングルより。
独特な形状の出窓。吹き抜け部より続く形に。ここからの採光で柔らかいムードも感じられたり。ならではの不思議感。
別世界にでも迷い込んだ感。古きよきお宝ショップの感覚が全てココに。 数年ぶりに存分に堪能しました!。
総括
浦安鑑定団。拘りは徹頭徹尾?。ギュっと楽しさが凝縮された店内。その濃厚なテイストはとにかくオススメでした。 あらゆる部分において、その存在は非常に貴重。千葉湾岸地域の名店として、今後も頑張って欲しいところであります。
*浦安鑑定団の過去の記事をあわせて読む↓
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