(栃木県)お宝ワールド佐野店(閉店しました)

更新日:

お宝ワールド佐野店

おたからわーるどさのてん

 
 
 <基本データー>
 店名:お宝ワールド佐野店
 住所:栃木県佐野市大橋町1038-1
 TEL :0238-27-2328
 営業時間:10:00~26:00
 Pスペース:50台程?
お宝ワールド佐野店 詳細マップ

注意!

お宝ワールド佐野店は、2017年08月27日に閉店した様です。
(2017.11/06 更新)。
*716さま、情報有り難うございました。
(2017.11/06 更新)。

omemo
◎お宝ワールド佐野店さま、ご協力有難うございました!。
(2015.02/12 更新)。
 

レビュー

 お宝ワールド佐野店・・・。
愛知県を中心に書店を展開している㈱あおい書店のお宝ショップ部門のお店です。 数年前よりお宝ワールドというブランド名で、ここお宝ワールド佐野店を含めて中部地方メインに5店(静岡県:お宝ワールド磐田店、愛知県:お宝ワールド安城店、お宝ワールド稲沢店、岐阜県:お宝ワールド岐阜茜部店)を展開中(2015.02/12 現在)。 余談ですがあおい書店と言えば、私 omemoがほぼ毎日立ち寄っている都内某店の本屋さんが、まさにココ。ある意味?お世話になっています(苦笑)。

 

 しかし、このお宝ワールド佐野店。栃木県佐野市に以前より営業を続けていたドッポ佐野店であり、㈱ドッポの2014年9月の倒産を受け、その後の動向が非常に気になるところでありました。 今回、複数のコメンテーターさまからなんと・・・

 

「屋号は変われど、お店自体はほとんど変わらず!」

 

という、嬉しい情報提供を頂き、居ても立ってもいられず?ちょっと無理して?早速現地へ(爆)。

 

 場所は電車ですと、JR両毛線 佐野駅より徒歩30分程、車ですと、東北自動車道 佐野藤岡ICより国道50号線経由で15分程です。しかしウィークデーによりましては、至近に佐野プレミアムアウトレットがある為、大変に渋滞します。 可能であれば、佐野サービスエリアの佐野スマートICの利用がスムーズでオススメです。こちらからは15分ほどです。

外観詳細

 分かり易いルートの為、県道270号線をまっすぐ走って現地に到着。ロードサイドの看板は、おぉ、お宝ワールド仕様に変更。かなりビビットに。

 
 駐車後、まずは隅々までお宝ワールド佐野店の外観を、あらゆる角度からチェックに。

 
 ぱっと見・・・先ほどの大型看板以外は、以前の旧ドッポ佐野店のものと全く!と言ってイイほど変わりません(驚)。

  
 当然、関東地方での設置は今や貴重すぎる巨大オルメカヘッドも、しっかり存在。やっぱりコレですよ。コレがないと!。

 慎重に道路を渡って、さらに遠目からチェック。 こちらからも、変更点は、ほぼ見られず。

   白黒チェッカー柄の外観と、なにげに特徴ある「買います」をメインに使用されるポップなフォント。

 
 一時マルチカラーのカテゴリー表示になった時もありましたが、まだ開放倉庫ブランドだった頃のムードは色濃く残っています。

 
 まさかまさか・・・、関東地方でこの特徴あるお宝ワールドロゴを観る事になるとは・・・。しばしの鑑賞タイム。

 
 ここの現存も嬉しい店内出入り口の造形。こんなシブくて妖しくて闇市チックなゲートは、福岡県のマンガ倉庫甘木店くらい。 実にすばらしい!。

   外観をたっぷり堪能したところで、恐る恐るとお宝ワールド佐野店の店内へ進んでみます。

店内詳細

 今回はお宝ワールド運営のネットショップより、事前にコンタクト。ご了承頂き済みでしたので、店長様にご挨拶の上店内チェックを開始。

 
 お宝ワールド佐野店の店内は、ざっくり一言外観同様に旧ドッポ佐野店のままの様相でした。

 正面の扉には、店名変更のお知らせもあり。 2015年12月よりドッポ佐野店からお宝ワールド佐野店へ。

 ありし日を偲ばせる、旧ドッポ中期頃のテイスト。早くから登場していたオリジナルキャラのラックくんも。

  カテゴリーの配置も変更は見られず。入り口右手は買取処。ではなくがポイント。店内レジと直結しています。

 
 左手はかなり以前にパチ&スロコーナーのありましたが、現在は実機販売スペースに。懐かしの名機が多数。

 
 古えのお宝ショップらしさ全開!、このほの暗さ。この辺のムードは、ドッポ佐野店以前の佐野鑑定団の時から。

 
 トイレの位置も、当然変わりなし。ホビーコーナー至近にあります。商品はくれぐれも誤って持ち込まない様に。

 レジ横スグのところがアダルトコーナー。 少しライトな感じの暖簾が目を引きます。

 
 その先にはアミューズ、古本&メディア関連。コーナー間も比較的ゆったりめ。

 
 天井部がほぼ黒一色に近いせいか・・・、明るい照明ながらも、ナニか暗めに感じる店内各所。

 
 什器の白木使い、まさにこれこそが・・・旧ドッポの内装の特徴のひとつ。

 夜店を彷徨するかの様な感覚に見舞われそうな、この各所のライトアップ。真昼でもこのムーディーさ。

 
 ぐいぐい踏み込む様な装飾がみられない、これも大きな特徴。あくまで自分のペースでお宝チェックが楽しめます。

 賑やかさが最も出そうな、トレカコーナーもこの感じ。コーナー造りひとつでこうも変わるとは・・・。

 
 めくるめく期待感ムンムンなホビーコーナー。ひっそり佇むショーケース。マニアのツボをよ~く?お分かりですね。

 
 少しだけ・・・なのか?はちゃめちゃ感は薄らぎ、意外に整備された周囲状況。それにしても・・・妖しさが心地良過ぎます。

 密集感がハンパなかった細かいアイテム群も少ないながらも、まだまだありました。目がくらむ程あった・・・そんな時代も。

 
 味わい深い店内は、まだまだこれから。一心不乱にガサりたい!そんな情動に駆られる地点多数。

 
 そしてこのコーナーの切り具合、無造作感。随所で待ち受けるお宝アイテムの山々。私 omemoの血を滾らせられまくり。

 
 そのまま?古着アパレルコーナーに夢遊病者の様に移動(w。こちらは重厚さも加わり、老舗ならではの展開。

 
 低めの什器周りで先ほどのホビーコーナー周辺より、かなり解放感が出ています。耐震補強も、また独特。

 
 こちらもあくまで主役は、その場その場のお宝アイテム。余計で大げさな装飾は、ほとんど見られません。

 
 シンプルながらも非常に分かり易い!、それがこの大きなヒンジ。 丁寧に扱われている様子が伝わる造り。

 
 通り側の窓部も自然を利したコントラスト。 無駄を省いたシンプルさ故、これがさりげなくカッコよく感じてしまったり。

 
 レディースコーナーも当然存在。メンズコーナーとの明確な差別化はされず、自然に展開。

 
 旧ドッポが軒並みお宝ショップから、いわゆるファッションアウトレット化にシフトしても、独自テイストを貫いていた事を思い出します。

 
 アクセ系のアイテムも、昔から馴染み深い重みのあるアンティーク調のこのショーケースで。

 
 雑貨関連も変わらず、まるで花壇の様に存在。長きに渡って展開し、これも無くてはならない大事なカテゴリー。

 
 トライバル系雑貨も、今やすっかりメジャーに。某ディスカウントとかでも、ふつうに見かける程。しかし随分以前、それこそ旧ドッポ以前の開放倉庫ブランド時代から見かけるアイテムのひとつ。

 
 少なめの装飾の中でも、とりわけ気に入った店内看板、それはコレ。派手さのない、素朴さ・・・これが素晴らしい!。こういう看板って、私 omemoは大好きです。

 
 近寄り難かったけど、えいやっ!で入ってみたら・・・これが、妖しくもスリリング、でも妙に楽しいお店。 無造作にコロがる?トンデモアイテム達・・・。

 
 昔のお宝ショップで普通に、ホントふつうに味わえた本来の楽しさ。今回たっぷりと思い出させて頂きました!。

総括

 お宝ワールド佐野店。その変貌がちょっとだけ不安でしたが、旧店とほとんど変わらないDEEPな造りはしっかり継承。なかなか・・・いや、ここまでの蓄積された様相、そして独特なムードは、昨今の新しめなお宝ショップでは味わえません。ぜひ今後も変わる事なく熟成していって欲しい!そんなお店と言えました。

(チェック日:2014年 秋)
  • B!