お宝鑑定館苫小牧店2
おたからかんていかんとまこまいてん
情報
お宝鑑定館苫小牧店は、2023年11月30日で閉店しました。
(2023年12月06日 更新)。
(2014.05/25 更新)。
レビュー
お宝鑑定館苫小牧店・・・。
もはや北海道のお宝ショップの中でも問答無用なリビングレジェンド的存在?とも言えますお宝鑑定館グループのお店です。2012年6月までは、同じお宝鑑定館グループとして北海道札幌市内に開放倉庫札幌本店がありましたが、惜しくも閉店してしまい、現在北海道ではこのお宝鑑定館苫小牧店のみとなっています。
外観詳細
道央自動車道の苫小牧西ICより国道36号線(室蘭街道)を進むと、カウボーイ・・・ならぬトライアルの青い大きな看板が見えてきますので、そのまま広大な駐車場へ進入します。
もう、どこに停めてもOKそうな?とにかく広大過ぎ!そんな駐車場の一角から、周囲チェックをスタート。
お宝鑑定館苫小牧店の周囲は、以前と変わらず地域性を存分に感じるホームセンターのトライアルをメインとした異業種店舗のエリアにあります。
駐車場を囲むように展開されている店舗の中、 ひときわ異彩と妖しいオーラを放っている黒いお店、それがお宝鑑定館苫小牧店。
ちなみに敷地を進み切った先には、海に行きつけます。徒歩1分くらいですので、足を運んでしばし独特の海を眺めるのもヨシ。
・・・さて、本題のお宝鑑定館苫小牧店へ近づいていきますと・・・、なにやら少し違和感が。そのワケは・・・?
なんと・・・!お店入り口上部に鎮座していたラクダがいません(大汗)。すっごく寂しいです!。
しかし、天に向かって咆哮しているかの様な 巨大恐竜オブジェは健在。こちらはひと安心。
全体的・・・いや全部漆黒。この表現が出来ますお宝ショップも昨今随分少なくなってきましたが、お宝鑑定館苫小牧店は ほれぼれするほどの黒!。
しかも随所に経年劣化が進んで、非常に香ばしく熟成されている感が随所から伝わってきます。
「業者大歓迎ドンドン買います!」このフレーズやら・・・。
黒い外観に大きくあしらわれた取扱いカテゴリーの表記と「業者・マニア 大歓迎」のフレーズ。あ、マニアならここにも居ます(w。
もう一方の入り口側のデザインされた大きなマンモスも健在。周囲には蹴散らした?大岩がゴロゴロ。マンモスがみれますのもここお宝鑑定館苫小牧店だけかもしれません。同系列店のお宝鑑定館牛久店には以前設置されていましたが、モアイとともに撤去されましたし。
火山から噴火する「古本」の巨大ロゴ。この看板も大変貴重。しっかり目に焼き付けます。
味わい深い外観随所をじっくり堪能しておりますと。他店ではあまり見かけない驚きの看板チラシも発見。「プロレスグッズ買取強化中」とは・・・。隠れプロレスマニアの私 omemoも思わずゴクリ。
そして、なんと「冷やし中華始めました」ならぬ「貸衣装はじめました」という意味深長な看板も。これは後ほどお店の方に確認しませんと。
入店する前より随所でエキサイトしっぱなしな私 omemoは、ようやく我を取り戻し?流木がアーチに設置された入り口より気になる店内へ。
店内詳細
店内チェックの前にお店の方へご挨拶。快くご許可を頂き、早速店内を巡って行きます!。
お宝鑑定館苫小牧店の店内は、お宝鑑定館本来のテイストをきっちりブレる事なく細部まで造り上た、妖しくも楽しい!まさに古き良きお宝ショップと言えました。
以前チェックに来た際には店内スペースにかなり余裕が感じられましたが、今回は各カテゴリーごとに潤沢に商品ボリュームが増強。
そこに、少し低くてむき出しの天井と倉庫テイスト。 昼間でもなんとなく薄暗さ(実際は明るいですが)を感じる独特な照明。
お宝鑑定館グループで共通して感じるひんやりと静寂感すら感じる鍾乳洞や洞窟にいるかのような、この感覚。
独特なムードがとにかく心地いい・・・。別な表現で表すならば、まさに大人向けお宝ショップ?。
そんな店内各所では、更にテイストを盛り上げるトンチのキイた看板やフレーズ面白いように確認出来ます。
イチオシ・・・ならぬガチ押し!と言う表現もコーナーの本気度が伝わってきますね。
国道36号線側のフロアにはひっそり同人コーナーも。他のコーナーからの誘導看板もイイ味が出ています。
古本コーナーは意外とシックに纏められています。アクセントのレッドが、コーナーの締りを感じます。
棚細部にも注意事項が抜かりなく表示され、細かい部分でもしっかりと活用しています。
ゲームソフトコーナーは、この様相。吊り下げ型のコーナー造りはよく見かけますが、これは珍しい。壮観の一言ですね。
よく考えられている点としましては、ソフトのパッケージ横の部分に何のソフトかが確認できる様にラベルが付けられている部分。
さりげない部分ですが、膨大な点数のソフトからお目当てのジャンルを探し出すには非常に便利です。
またコーナー導入部に人気ランキングを掲載。見やすくてこれもイイ。
この造り!このカラー!これぞお宝鑑定館の真骨頂。シビれますね、ほんとに!。
アミューズメントコーナーは、パチスロ&ギミッククレーンゲームがメイン。
ハマりそうな 妖しいギミックモノがずらりと待ち構えていて、お好きな諸兄には生ツバものかと。
その中でもインパクト大!、センスがニクい?。その名も「おみくじキャッチャー」。
「元祖日本一変な本屋」というお宝鑑定館グループのキャッチコピーに引っかけた「元祖日本一当たるキャッチャー」とは!。
デザインのアブなさと言えば、こんなモノも。ホント、やってくれますね。
古着コーナーも大きくブランドのランキングがあります。
限られたスペースにびっしり貼めぐらされたお宝アイテム群。非常に整備されています。
カードプレイスペースも、しっかり設置。各種大会も開催されているようです。
ここがなんと・・・、アダルトコーナーと隣合わせ(汗)。そのミスマッチ感、ホント、ハンパないですね。
ショーケースを存分に配置したコーナー周り。少し露店にも似た?ムードも・・・。
メディアコーナーもガチ押し!アイテムをメインに攻めの造り。
ホビーコーナーと言えば、そこは、まさにお宝鑑定館。 期待を裏切らない素晴らしい造り。
細かい食玩アイテムも、みっちりギッチリ。マニアも大納得であります。
要所要所には複数のハシゴが丁寧に設置されていて、気配りを感じさせます。
このいい意味での雑然感。これがまたイイんですよね。私 omemoは・・・、このままダイブしたいくらいです。
味のある木枠のショーケースを覗くのも、お宝鑑定館グループの醍醐味のひとつ。そこには、まだ見ぬお宝アイテムも。
オークション出品の商品にはこんなタグも。思い立ったら、即購入!ですね。
店内には、さりげなく大事なお知らせ等も。チラホラ・・・。
情報発信も熱心にやっておられますね。外観のフレーズにならい?ドンドン登録したいところ。
最後にお忙しい中、 お店の方へ気になった点をいくつかお伺いさせて頂きました。
トライアル敷地内に確認しました別店の「お宝鑑定館プラス」については・・・。
2014年2月に業務統合で閉店したそうです。もう少し早くきておけばよかったのですが・・・。
「貸衣装はじめました」については、成人式や卒業式に代表されます着物はもちろん。 主婦層メインでのちょっとした集まりに使用出来るフォーマル衣類等にニーズがあるようです。 タイアップ先と展開しているようですが、なるほど!思わぬニーズってあるもんですね。
最後に私 omemoが一番気になった?お店上部のラクダオブジェ不在については・・・。 至近の海風の影響で設置部が劣化し、結果的に撤去されたとの事でした。 一匹残った恐竜には頑張って欲しいところです(汗)。
ポイントカードは、これも安心!今や貴重な紙製のスタンプカード。
なぜか黒いデザインではなく、カラーはグリーン。記念に頂きました。
総括
お宝鑑定館苫小牧店。お店の重厚な佇まい、妖しいオーラ満点の素晴らしい店内。どの点も大満足でした。末永く、ほんとに末永くこの貴重なテイストを損なうことなく、頑張って欲しいところです。あ、ラクダの復活もひそかに期待しております!。
*お宝鑑定館苫小牧店の過去の記事をあわせて読む↓
(北海道)お宝鑑定館苫小牧店
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