(栃木県)ハーマン駒生鑑定団２(閉店しました)

ハーマン駒生鑑定団(HARMAN駒生鑑定団)２

はーまんこまにゅうかんていだん

レビュー

　ハーマン駒生鑑定団(HARMAN駒生鑑定団)・・・。
栃木県メインにメディアショップを古くから展開しているハーマングループのお宝ショップです。　フォリナーである私 omemo。流れの速い宇都宮環状線を少しビビりながら、駒生町交差点から大谷街道に入り、程なく現地へ到着。

　天高くソビえるハーマンロゴの看板。これが目印。その下には新たに「安心買取宣言」＆「地域一番買取屋」のソフトな看板も。　オリジナルキャラ、これはハーマンくん！？。

　隣接するスーパーサンユー側からも駐車場内へ進入OK。裏手も含めますと、進入路は意外と多め。

　外観チェックの為、大型看板の傍に車を停め、早速ハーマン駒生鑑定団の周囲を まずはチェックへ。

外観詳細

　とにかく迫力満点、ハーマンの「H」がことさら強調された正面巨大ロゴ、これは健在。　

　昨今では濃赤茶、古くは黒。これが定番なお宝ショップにおいて、ハーマンカラーの外観、これはレア。しばし鑑賞。

　経年劣化が進み、以前より更に味わい深さ、　これが増した外観。趣き深い、その各所。

　駐車場入り口部にも小型看板、これもあり。こちらもノーマルハーマンタイプ。　そこそこ新しめ。

　重厚感がハンパない正面入り口左右の柱部。ここには向かって左に金プラ買取、そして右には　こんなロゴが。

「HARMAN駒鑑へようこそ！」

　どこかで見覚えのあるキャラも、なかなかオツ。

　ひとしきり貴重な外観を堪能したところで、正面入り口の階段を上ってハーマン駒生鑑定団の内部に進んで行きます。

店内詳細

　入店直後のエントランス、　そして先程ふと目にしました正面ガラス部で目にとまったもの。それは・・・、「閉店セール開催中」(大汗)。

　店内入り口の防犯ゲート、両サイドにはA4サイズ程のお知らせがあり。2015年08月16日(日)で完全閉店との事。久々にきて、のっけから・・・大きくオドロく事しきり。

　現在は営業時間も若干短縮され、2015年07月06日より10:00～22:00となっている様です。買取業務も中止されているとの事。

　お宝ショップらしい賑やかさが際立つ、超買取処。そんなお知らせを見た後だけに、寂しさひとしおです。

　改めまして、店長さまへご挨拶。各所お知らせの通り、現在の建物の老朽化により閉店されるとの事でした。

　以前、当ブログにお寄せ頂いたコメンテーターさまのお話しでは、もともとこのハーマン駒生鑑定団は、ボーリング場だったとの事。

　築40年程と伺いましたので、いわゆるボーリングブームの時代に建てられたものかと思われます。

　以前も書きましたが、名残が各所で確認出来て、かなり独特です。・・・そういえば、この落ち着いたフロアマット、これも腑に落ちます。

　私 omemoにとりましては、最後となります店内探検。各所を目に焼き付ける気持ちで廻っていきます。

　入店後左手にはパチ＆スロコーナー。　その左奥がトイレ。アコーディオンタイプの仕切り、これがシブい！。

　ガツガツギラギラ。こんな感じが全くしない、落ち着いた店内。奥へ進むと傾斜が。この辺は元ボーリング場、独特です。

　閉店告知から暫く期間が経ったのでしょう。　商品ボリュームは、やはり少なめ。

　楽器関連は、ギターメインに、まだまだ存在感をアピール。　壁色がレッドですので、非常に映えています。

　家電関連も モノがそれぞれ大きい、これもあって・・・セールビラと相まってか、店内の明るいムード造りを担っている様にも。

　一般リサイクル品コーナーも、ジャンルに合わせてガッツリとディスプレイ。昭和レトロジャンル、かなり気に入りました。

　そこから進みますと、古着・・・という表現よりは、やはり一般衣料のコーナー。

　恐らくターゲットユーザーは主婦層メイン？。子供服は潤沢。サイズも細かく整備されています。

　古着コーナーを抜けますとホビー、釣り具コーナーへ。少し整理されてしまった什器。寂しい・・・。

　ホビーコーナーでは低年齢層向けアイテムメイン。まだまだ勢いを感じさせる、コーナー周囲。

　ソフトなムードの中、お宝ショップと言えば　やっぱりコレ。ぬいぐるみコーナーとショーケース群。

　意外な事に？釣り具＆ミリタリー関連は、かなり充実。釣り具コーナーは、スペースを潤沢に確保＆展開中。

　続くミリタリーコーナー。シューティングレンジもアリ。残念ながら、こちらは閉鎖中・・・。

　こんなスロープも、かつてのボーリング場の仕様を忍ばせます。堪能しつつ、歩を進めます。

　古本コーナーは、この完成度。大きな派手さのない、落ち着いた仕様。こういうムードもイイですね。

　コーナーに一歩。そこにはジャンル別の　大きめの見出しと、大き過ぎない控えめな装飾が。さっっぱり感が、意外に心地イイ。　コミック什器周りも、このすっきりっぷり。乱雑な点もなく、ちょうどイイ感じの空間を形成。

　ちょっと珍しかった点、それは小説関連のセット販売。セットコミックは、繁盛に見かけますが・・・。意外に新鮮です。閉店セールでの仕様でしょうか？。

　もちろん少し離れたスペースには、セットコミックも。売れてしまったせいか、山は控えめ。

　トレカ＆メダル関連は、目に付きやすい位置にしっかり展開。整備具合もバツグン。非常にチェックし易いです。

　一角にはカードプレイスペースもあったと思われるテーブルが、ぽつんとアリ。プレイ可能かは、要確認かと・・・。

　ゲームソフトコーナー、ここは大分什器の空きが。やっぱりこんな光景を見ますと、閉店という事実　この実感が沸いてきてしまいます。

　レジ周囲を彩る時計関連のショーケース。　シンプルですが、元気いっぱい。ここも要チェック。

　店内各所、グリーンのエプロンをされた店員さんが、キビキビ作業されておられ、とにかく好感が持てました。

　最後に再び店長さまへお話しを伺いました。

「お店が閉まる前に、omemoさんと会えて嬉しかった」。

　こんな有り難いお言葉を頂きました。

総括

　ハーマン駒生鑑定団。またひとつ個性的なお宝ショップ名店が閉店とは。とにかく非常に残念です。　そして、閉店する前にチェック出来まして、私 omemoも本当に良かった！という満足な気持ちで、お店を後にしました。チェックに伺ったのは、２回のみでしたが、記憶に残るお店のひとつでした。楽しませて頂き、有り難うございました！。

＊ハーマン駒生鑑定団の過去の記事をあわせて読む↓